吉良義安の木像
- よみ
- きらよしやすのもくぞう
- 指定・種別
- 市指定・彫刻
- 員数
- 1躯
- 法量
- 像高44.0cm
- 材質
- 木造(寄木造) 玉眼 彩色
- 時代
- 江戸時代
- 所蔵
- 吉良町岡山 華蔵寺
吉良義安(1536?~1569)は西条城主吉良義堯の次男で、東条城主吉良持広の養子となるが、兄義郷の戦死によって西条城に戻り、弟義昭を東条城へ置いた。さらに東条城の持広も戦死したため、東条城と西条城を相続し、西条城に義昭を城代とした。のち織田氏と結んで今川氏と対立し、駿河国藪田郷(藤枝市)に幽閉され、そのまま客死した(『養寿寺過去帳』)とも、三河へ戻り、家康に仕えて東西吉良城を兼帯したともいわれる。立烏帽子をかぶった狩衣姿の坐像で、右手に檜扇を執り、左手は刀の脇で袖中に入れ、左脇に刀を差す。
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