不動明王立像

ページ番号1002812  更新日 2021年4月21日

印刷大きな文字で印刷

写真:不動明王立像

よみ
ふどうみょうおうりゅうぞう
指定・種別
市指定・彫刻
員数
1躯
法量
像高95.5cm
材質
木造(一木割矧造) 彩色・切金文様 玉眼
時代
平安時代後期~鎌倉時代初期
所蔵
刈宿町 常福寺

昭和初期に本山である京都・誓願寺から移されたと伝えられる。両眼で天地を見据え、牙を上下に突出し、頭頂に髻を結い、弁髪を左肩に垂らす、いわゆる「不動十九相観」に基づく不動明王の姿。小作りで愛らしい面貌や動勢を抑えた端正な体躯と衣文の表現、現在はくすんでいるが当初は華やかであったと想像される衣部の切金や彩色による文様などに平安時代後期の王朝風の優美さが漂うが、一方で玉眼の使用には新時代の到来を感じさせる。

関連情報

このページに関するお問い合わせ

教育委員会事務局 文化財課
〒445-0847 西尾市亀沢町480番地

電話
  • 文化財:0563-56-2459
  • 市史編さん:0563-56-8711
  • 庶務:0563-56-6660
ファクス
0563-56-2787

教育委員会事務局文化財課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。