長圓寺境内地
- よみ
- ちょうえんじけいだいち
- 指定・種別
- 市指定・史跡
- 範囲
- 山門・本堂・庫裏・肖影堂・板倉一族墓所・万灯山など 234,451平米
- 所在
- 貝吹町 長圓寺
長圓寺は江戸時代草創期に京都所司代を務めた板倉勝重の菩堤寺として、その長子・重宗が寛永7年(1630)に伽藍を整備したものである。勝重の霊廟・肖影堂や板倉六家の大型墓塔が林立する一族墓所を中心とし、万灯山の自然に囲まれた静寂な景観を保持している。山門は創建当時の薬医門。本堂は火災後の文化8年(1811)の再建であるが、曹洞宗大型本堂の典型的建築である。勝重・重宗らと交流のあった京都文化人の作品や、板倉一族の寄進による文化財も多く所蔵している。
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