華蔵寺吉良家墓所

ページ番号1006375  更新日 2021年8月7日

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写真:全景

よみ
けぞうじきらけぼしょ
指定・種別
市指定・史跡
指定範囲
379.41㎡
時代
江戸時代
保存
吉良町岡山 華蔵寺境内

慶長5年(1600)に吉良義定によって父義安の遺徳をしのぶため建立された華蔵寺は、吉良家の菩提寺と定められたという。高家に任ぜられた義弥が本堂西側の小高い平坦地に父・義定の供養のための石塔を建てて以降、歴代吉良家当主の石塔と子供たちの石塔をその周囲に建てて墓所を形づくった。このうち、義定・義弥・義冬・義冬の息女の4基は江戸の大名家の石塔によく用いられる東伊豆産の安山岩製の宝篋印塔である。

墓所の本堂側には御影堂がある。現在の御影堂は昭和8年に再建されたものであるが、前身の建物は正保4年(1647)、義定没後20年を機に義冬によって供養のため建てられたものと考えられている。

今回は、墓所と御影堂を配する土地379.41㎡を史跡として指定する。この墓所は義弥が墓所を定めて、国元の菩提寺として以来の景観を今にとどめており歴史的価値の高いものである。

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