椰子実水飲・金紫銅之水容
椰子実水飲・金紫銅之水容 付 三葉葵の紋付袋並に箱
- よみ
- やしのみみずのみ・きんしどうのみずいれ つけたり みつばあおいのもんつきふくろならびにはこ
- 指定・種別
- 市指定・工芸
- 員数
- 各1点
- 法量
- 水飲:直径13cm 高5cm 重100g 水容:縦6.5cm 横5cm
- 所蔵
- 西幡豆町講伏 安泰寺 西尾市岩瀬文庫寄託
安泰寺は徳川家康に仕えた幡豆小笠原氏の菩提寺で、これら二品は徳川家康からの拝領品と伝えられる。水飲は半割した椰子の実の内側に朱漆を塗ったもの。金銅製の水容(硯に使う水を入れるための容器)は、木瓜形の胴に団花文を象嵌し、小ぶりな注口と取っ手(亡失)を付け、付け根に菊花文の飾りを鋳出している。三葉葵紋付の袋と箱に入り、蓋の裏には正徳2年(1712)の領主旗本松平為政による由来の朱書きがある。
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