魚鼓

ページ番号1002832  更新日 2021年4月21日

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写真:魚鼓

よみ
ぎょこ
指定・種別
市指定・工芸
員数
1口
法量
高15.8cm 長65.9cm 厚6.1cm
材質
木製 黒漆塗 目玉ガラス製
時代
桃山時代 天正12年(1584)
所蔵
満全町 康全寺(西尾市岩瀬文庫寄託)

魚鼓とは木で魚の形をかたどり、腹を木槌で打ち鳴らして使用する禅宗の僧具である。康全寺の魚鼓は細長い鯉形で、鰭や鰓、鱗を険しく刻み、小型ながら迫力のある姿。胴部両面に格挟間形の区画を縁取り、中央に撞座、左右に印と文字「斎前堂飯擲」「天正十弐甲申春如月作之」を陽刻している。桃山時代にまで遡る魚鼓の古例として貴重である。

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