鰐口(所蔵:錦城町 御剱八幡宮)
- よみ
- わにぐち
- 指定・種別
- 市指定・工芸
- 員数
- 1口
- 法量
- 面径36.0cm 肩厚8.8cm 胴厚16.5cm 撞座径7.2cm
- 材質
- 鋳銅製 鍍金
- 時代
- 室町時代 永禄7年(1564)
- 所蔵
- 錦城町 御剱八幡宮(西尾市岩瀬文庫寄託)
西尾城主・酒井正親(政家)(1521~1576)が永禄7年に城内の鎮護社・御剱八幡宮に奉納した鰐口。大型で豊かな胴張りがあり、鍍金が美しい。銘文の「三川國吉良庄西尾御剱鰐口酒井雅楽助政家寄進」「永禄七年甲子八月十五日菅生大工藤原宗次」は、地名「西尾」の最古の使用例である。この3年前の永禄4年に家康の命により城主となった酒井正親は、それまで「西条城」「吉良ノ城」と呼ばれていた城の名を「西尾城」と改めたと伝えられる。鋳物師は岡崎菅生の安藤氏。
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