徳永神明社の鬼面
- よみ
- とくながしんめいしゃのきめん
- 指定・種別
- 市指定・工芸
- 員数
- 1面
- 法量
- 面長32.5cm 面幅26.9cm 面厚17.0cm
- 材質
- 木製(桐か) 彩色
- 時代
- 室町時代後期~江戸時代初期
- 所蔵
- 徳永町 神明社(西尾市岩瀬文庫寄託)
両耳と小さな角の内側にそれぞれ上下2つの紐穴があり、丁寧に内刳りされた裏面中央には「権太夫」の墨書がある。詳しい伝来は不明で、同社の祭礼などに使用された記録はないが、この種の鬼面と同様に追儺(ついな)行事に使用されたものと推測される。額中央には一見角の様にも見えるが、天部のような顔と、その頂に龍を表すかと思われる鶏冠(とさか)状の飾りを載せている。類例のない形で、追儺会に登場する毘沙門天、龍天を象徴的に表していることも想像される。
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