康全寺の梵鐘

ページ番号1002831  更新日 2021年4月21日

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写真:康全寺の梵鐘

よみ
こうぜんじのぼんしょう
指定・種別
市指定・工芸
員数
1口
法量
高105.0cm 竜頭高20.5cm 口径54.0cm 口縁厚5.3cm 撞座径9.0cm 撞座高13.5cm
材質
鋳銅製
時代
室町時代初期
所蔵
満全町 康全寺

鍾身池の間に「三川州實相禅寺」「僧堂前鐘也」と陰刻銘があり、もとは上町の実相寺の僧堂前で使用された梵鐘とわかる。この梵鐘の撞座と同范の撞座で作られた雲版が愛知県下に5面(名古屋市龍興寺・東郷町祐福寺・蒲郡市安楽寺・常滑市東龍寺・岡崎市信光明寺に伝来)知られており、これらに正長2年(1429)の紀年銘と、実相寺の塔頭及び末寺を指すと思われる銘があることから、この頃に実相寺やその末寺で何か記念的行事があり、梵鐘や雲版が制作されたと推定されている。

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