方便法身尊影(所蔵:平口町 浄念寺 時代:室町時代 文亀3年(1503)頃)
- よみ
- ほうべんほっしんそんえい
- 指定・種別
- 市指定・絵画
- 員数
- 1幅
- 法量
- 縦84.0cm 横34.8cm
- 材質
- 絹本濃彩
- 時代
- 室町時代 文亀3年(1503)頃
- 所蔵
- 平口町 浄念寺
体躯、衣、蓮台、光背ともに金色に光り輝き、48条の光明を背負った阿弥陀如来を描く。このように定型化した図像の方便法身図は、浄土真宗念仏道場の画像本尊として、本山から名号や浄土七祖像、聖徳太子教養像とともに順次授けられた。本図には「[大谷本]願寺釈[実如]/文亀三年(亥/癸)十一月九日/参河国幡豆郡吉良庄/方便法身尊像/志籠谷郷惣道場物也」との裏書があり、志籠谷(しこや)町蓮正寺の前身である道場に本願寺法主の実如から下付されたものとわかる。
関連情報
このページに関するお問い合わせ
教育委員会事務局 文化財課
〒445-0847 西尾市亀沢町480番地
- 電話
-
- 文化財:0563-56-2459
- 市史編さん:0563-56-8711
- 庶務:0563-56-6660
- ファクス
- 0563-56-2787