弥陀三尊
- よみ
- みださんぞん
- 指定・種別
- 市指定・絵画
- 員数
- 1幅
- 法量
- 縦92.3cm 横41.8cm
- 材質
- 絹本濃彩
- 時代
- 室町時代前期~中期
- 所蔵
- 下矢田町 養寿寺(西尾市岩瀬文庫寄託)
西方極楽浄土の教主である阿弥陀如来が観音菩薩・勢至菩薩を伴って往生者の魂を迎えに現れる様子を描いた来迎図。雲上の阿弥陀如来は正面を向いて来迎印を結び、向かって右の観音菩薩は蓮台を掲げ、左の勢至菩薩は合掌する。ともに肉身を金色に、着衣や瓔珞も黄色地に精緻な金泥文を施す皆金色の表現である。『養寿寺略記』に、天正19年(1591)4月に一色郷鈴木惣五郎が米百俵にて表具を修理し、養寿寺に寄進したことが記録されている。
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