家具を固定しましょう

ページ番号1008220  更新日 2023年2月22日

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家具固定の重要性

過去の地震による災害では、家具や家電製品が転倒したことで被害が拡大した例が多くあります。
家具が倒れて、ケガをして逃げ遅れることや、部屋の出入り口がふさがれることで避難や救助が遅れたことがありました。

平成7年の阪神・淡路大震災では、亡くなられた方の1割、負傷者の46%が家具の転倒によるといわれています。
また、平成16年の新潟県中越地震では、被災者の73%の方は家具により死傷しました。

 

西尾市は、地震による強い揺れと津波によって大きな被害が想定される地域です。
特に津波では、少しでも早く避難を開始し、津波の浸水想定区域から逃げることが重要です。

地震に備えて、家具転倒防止の対策を検討しましょう。

家具の設置位置の見直し

家具のレイアウトを確認しましょう。

  • 寝室には、背の高い家具や倒れやすい家具は置かないようにしましょう。
  • 家具が倒れた時に、部屋の出口となるドア等をふさがない位置にしましょう。
  • 寝ている時に家具等が倒れたら危険な場所(ベッドの横等)は避けましょう。
  • 家具の倒れやすい方向を考慮しましょう。
  • 家具の中の物は、重いものを下に収納して、重心を低くしましょう。

出入り口と寝る場所に家具を置かない

家具の転倒等を防ぐ(家具固定)

家具の転倒を防止するために、家具を固定しましょう。

家具転倒防止器具等は、ホームセンターや量販店等で販売しています。

  • つっぱり棒やベルト等で倒れないように固定する。
  • L型の金具などで家具を壁に固定する。
  • 家具同士を金具やベルトで固定する。

また、避難経路確保のためには、ガラスや食器が割れないようにすることも重要です。
次の対策も検討しましょう。

  • テレビやパソコンなど、ガラスが割れる様なものは固定する。
  • ガラスの扉や食器棚などは扉の開放を防ぐ金具を設置する。
  • 窓の飛散防止フィルム等を貼る。

家具固定の一例

家具固定の補助金

障害者、高齢者のかたは家具転倒防止金具(器具)の取付補助をおこなっておりますのでご活用ください。

障害者のかた

高齢者のかた

耐震診断

昭和56年5月31日以前の旧建築基準で建てられた木造住宅にお住まいのかたは耐震診断を受けて耐震性を確認しましょう。

このページに関するお問い合わせ

危機管理局 危機管理課
〒445-8501 西尾市寄住町下田22番地

電話
  • 防災:0563-65-2137
  • 交通・防犯:0563-65-2196
ファクス
0563-53-7512

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