枯木宮貝塚
縄文時代晩期の貝塚
所在地:巨海町枯木
碧海台地の縁辺部に位置し、現在は寺津中学校の校庭になっています。昭和24年以来8度の発掘調査が行われています。遺跡は県の史跡に指定されており、調査の際に出土した土器から、寺津式の標識遺跡とされ、三体合葬人骨、盤状集積墓、単体の埋葬人骨墓など、計27例の縄文時代の人骨が見つかっています。また、多くの土器類、石器類、骨角器類が見つかっています。貝塚は東西約70m、南北約150mの帯状の範囲で広がっていると考えられ、厚さは最も厚いところで約30cmほど残っています。貝層は、ハマグリを主体とし、カキやアカニシなどが混じっています。他には、当時の住居跡なども見つかっています。
埋葬犬骨
今も昔も犬を愛する気持ちは変わりません。
貝層
枯木宮貝塚の貝層を剥ぎ取ったものです。ハマグリが主体でその他カキやアカニシなどがまじっています。当時三河湾で取れた貝類です。
三体合葬人骨
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