志籠谷遺跡・志籠谷砦
奈良時代の集落 志籠谷砦に関連する堀
所在地:西尾市志篭谷町乾地
八ツ面山の北麓に広がる地域には多くの古代の遺跡があり、この遺跡もその一つです。八ツ面山北部遺跡とはちょうど23号線バイパスを挟んで対峙する位置です。
平成20年に発掘調査を行い、古代の集落(竪穴住居)や、戦国時代の志籠谷砦に関連する堀が見つかりました。志籠谷砦は志籠谷村の土豪であった牧野氏によって築かれたと考えられています。
検出された竪穴住居
調査地点の関係で全部は確認できませんでした。
志籠谷砦に関連する堀
2条の溝が平行に走っています。地形から見てこの上側に砦があったものと思われます。堀からは15世紀末から16世紀にかけての土器や鍋類が出土しました。
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