天王町の神楽獅子
- よみ
- てんのうまちのかぐらじし
- 指定・種別
- 市指定・無形民俗
- 保存
- 天王町町内会
西尾城下の産土神(うぶすながみ)である伊文神社の夏の大祭・祗園祭(ぎおんまつり)の神輿渡御の行列には、城下の各町からさまざまな練り物が行われた。天王町に伝わる「神楽獅子一札之事」によると、天王町には古くから「さんやれ獅子」があったが、正徳年中(1711~6)に熱田神宮の二太夫をはじめ、10数人の楽師を招いて神楽獅子の指導を受けたとあり、その起源が窺われる。現在も7月中~下旬に開催される祇園祭(西尾まつり)で披露される。古い町並みを背に神楽に合せて激しく舞う姿は大名行列や大屋形とともに祭りの見所の一つとなっている。
祇園祭の文化財
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