御櫃割
- よみ
- おひつわり
- 指定・種別
- 市指定・無形民俗
- 開催地
- 室町 神明社
毎年10月第3日曜日に開催される室町神明社の秋祭で行なわれるもので、「おはち割り」ともいう。豊作と家内安全を祈願する農業祭の行事で、起源は江戸時代後期と考えられている。神前に供えられたこわ飯入りの特製の御櫃を参詣者が取り合い、その群れに氏子が手桶に入れた甘酒をかける。御櫃を取った者は締め縄を取り、蓋の取手を外してから蓋を拳で叩き割る。なかなか割れないので助け合って割る。こわ飯は手づかみで食べ、参詣者にもふるまう。戦後に社会情勢の変化によって一部形態が変わったが、古式をよく伝えている。
※御櫃割を追ったドキュメンタリーは、次のページをご覧ください(vimeo.com に接続)。
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