木造釈迦三尊像
- よみ
- もくぞうしゃかさんぞんぞう
- 指定・種別
- 県指定・彫刻
- 員数
- 3躯
- 法量
- 像高 釈迦105.7cm 文殊61.6cm 普賢61.1cm
- 材質
- 木造(寄木造) 漆箔 玉眼
- 時代
- 南北朝時代 貞治元年(1362)
- 付
- 像内納入文書24通
- 所蔵
- 上町 実相寺
中世西条城主であった吉良氏の菩堤寺・実相寺の釈迦堂本尊。像内に納められた結縁文書から、貞治元年(1362)に吉良満貞、実相寺第五世太山一元のほか、多くの結縁者の発願によって造立されたことがわかり、南北朝時代の基準作として重要である。また普賢菩薩像内に墨書「院□」があり、作風、技法上の特徴からも、院派仏師またはその周辺の仏師集団による制作であると推定されている。
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