木造牛頭天王神像

- よみ
 - もくぞうごずてんのうしんぞう
 - 指定・種別
 - 県指定・彫刻
 - 員数
 - 1躯
 - 法量
 - 像高74.6cm
 - 時代
 - 平安時代
 - 材質
 - 木造(一木造) 素地 彫眼
 - 所蔵
 - 八ツ面町 久麻久神社
 
八ツ面町久麻久神社の前身・荒河大宝天王宮の神体と見られる。ケヤキの一木造りで、内刳りは施されない。両肩以下は後補。目をむき、上歯牙で下唇を噛む著しい忿怒の表情、面奥・顎の入りの深い頭部、短躯・猪首で腰以下の分厚い体は、平安時代前期の神将形像の一類型を示す。裙裾が短く、背皮が腰帯下のみに表される衣制や、足幅いっぱいに造り出された足枘も古様である。造立年代は10世紀に遡ると思われる。

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