木造牛頭天王神像

ページ番号1002733  更新日 2021年4月21日

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写真:木造牛頭天王神像

よみ
もくぞうごずてんのうしんぞう
指定・種別
県指定・彫刻
員数
1躯
法量
像高74.6cm
時代
平安時代
材質
木造(一木造) 素地 彫眼
所蔵
八ツ面町 久麻久神社

八ツ面町久麻久神社の前身・荒河大宝天王宮の神体と見られる。ケヤキの一木造りで、内刳りは施されない。両肩以下は後補。目をむき、上歯牙で下唇を噛む著しい忿怒の表情、面奥・顎の入りの深い頭部、短躯・猪首で腰以下の分厚い体は、平安時代前期の神将形像の一類型を示す。裙裾が短く、背皮が腰帯下のみに表される衣制や、足幅いっぱいに造り出された足枘も古様である。造立年代は10世紀に遡ると思われる。

写真:牛頭天王アップ

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