銅造菩薩立像

ページ番号1002737  更新日 2021年4月21日

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写真:銅像菩薩立像

よみ
どうぞうぼさつりゅうぞう
指定・種別
県指定・彫刻
員数
1躯
法量
像高26.8cm
材質
鋳銅製 鍍金
時代
白鳳時代
所蔵
平口町 修法寺(西尾市岩瀬文庫寄託)

反花の蓮華座を含む像全体を一鋳とし、台座内は空洞、像部分はムクである。火災にあったためか鍍金はほとんど残らない。地元では観音菩薩と伝えられるが、化仏は確認できない。顔は面長で優しい容貌を示し、童子形の抑制された柔らかな体躯のモデリングや、右足をわずかに浮かして立つ姿、腹部をやや前に突き出した「く」の字形の側面観の古様な姿態など、白鳳時代の小金銅仏の特徴をよく示している。

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