実相寺釈迦堂
- よみ
- じっそうじしゃかどう
- 指定・種別
- 県指定・建造物
- 員数
- 1棟
- 時代
- 室町時代後期
- 所蔵
- 上町 実相寺
実相寺は中世西条城主・吉良氏の菩堤寺で、三河国の安国寺として栄えた。桁行三間、梁間四間、宝形造、杮葺で、内部には吉良満貞発願の釈迦三尊像、四天王像などをまつる。寺の記録類では、永禄4年(1561)に織田信長によって実相寺堂塔一切が焼かれたため、天正年間(1573~1592)に遠州浜名郡宇布見の弘忍寺仏堂を移築したとされていたが、昭和49・50年の解体修理工事で「永禄弐年(1559)四月廿四日鴨江寺之住呂昌政」などの墨書が発見された。
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