木造阿弥陀如来坐像(所蔵:吉良町荻原 海蔵寺)
- よみ
- もくぞうあみだにょらいざぞう
- 指定・種別
- 県指定・彫刻
- 員数
- 1躯
- 法量
- 像高:94.0cm
- 材質
- 木造(割矧造) 彫眼
- 時代
- 平安時代 12世紀
- 所蔵
- 吉良町荻原 海蔵寺
来迎印を結び、右足を外に全跏趺坐する阿弥陀如来坐像。胎内背面の銘文に、元禄12年(1699)に大檀那である糟谷縫右衛門の寄進によって修理が行なわれたと記されている。穏やかな体躯や整った衣のひだの表現は、平安時代後期に流行した定朝様の特徴を備える。
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