平成22年度環境報告書

ページ番号1001890  更新日 2021年4月21日

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概要

第1章

大気汚染

市域の環境の状況についてみますと、大気環境では、環境基準の定められている二酸化硫黄、浮遊粒子状物質、二酸化窒素、ダイオキシン類については環境基準に適合していましたが、光化学オキシダントは不適合となっており、これまでの調査と比べて横ばい傾向が続いています。

水質汚濁・地盤沈下

水質では、環境基準の定められている矢作川、矢作古川、鹿乗川、朝鮮川の4河川すべてで生物化学的酸素要求量(BOD)では適合していました。また、市内を流れる二の沢川では下水道の普及とともに水質の改善傾向が見られます。しかしながら、その他の中小河川では依然として汚濁傾向が見られます。
海域では化学的酸素要求量(COD)、全窒素、全燐の3項目とも基準に不適合となっており、依然として生活排水による水質汚濁がみられることを示しています。

騒音・振動・悪臭・公害苦情

道路交通騒音は6箇所全てにおいて、環境基準に適合していました。振動については、環境基準は設定されておりませんが、測定地点5箇所において、要請限度を下回る結果となりました。
公害苦情では全部で65件あり、全体数は減ってきてはいますが依然として野焼きに対する苦情が全体の半数を占めています。

第2章

環境基本計画の進捗状況では、計画策定時と比較すると、汚水処理人口は16%の増加が見られたこと、太陽光発電の設置家庭が1年間で166件以上増え700件を越えたことなどが報告されています。

第3章

環境基本計画の重点プロジェクトの取組結果につきましては、「まちの緑の保全プロジェクト」では名木選定委員会が引き続き名木候補の調査を実施したこと、「つながり発見、ひとづくりプロジェクト」では環境市民塾の活動及び平成21年度環境基本計画推進大会開催について、「次の世代につなげる環境教育プロジェクト」では環境市民大学の取組などを報告しています。

第4章

西尾いきものふれあいの里での取り組みについて、自然観察会などの行事の取組状況及び年間の来園者についてについてまとめています。
行事については年間44回開催されのべ参加者は1,095名、来園者が16,745名と報告されています。

第5章

鳥獣関係について、有害鳥獣の捕獲許可の概要、飼養登録の申請はなかったことが報告されています。

第六章

公害防止協定について、5事業所と新たに協定を締結し36事業所となったことが報告されています。

参考資料

西尾市環境基本条例を添付しています。

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