避難する際や避難所での留意事項

ページ番号1004490  更新日 2023年8月28日

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避難先の検討

「避難」とは「難」を「避」けることであり、「絶対に指定の避難場所へ行く」ということではありません。
避難指示とは、危険な場所から全員避難することです。状況に合わせて安全を確保しましょう。

危険な場所から避難する行動

まずはハザードマップ等を確認してください。
危険な場所から避難する行動として4つのパターンを紹介します。
 

自宅にとどまる

次の3つの条件がすべてそろっていれば、自宅にとどまることができます。

  • 家屋倒壊等氾濫想定区域に入っていない
  • 居室が浸水深より高い
  • 水が引くまでの食料や水などの備えが十分にある

※土砂災害の危険がある場合は例外

 

避難場所に行く

身の安全を確保し、指定緊急避難場所等に避難します。

 

親戚や知人などの安全な家に行く

普段から、災害時に避難することを相談しておきましょう。

 

安全なホテルなどに行く

行く前に予約や確認の連絡をしましょう。

 

災害の状況によっては、外に出ることが危険な場合もあります。
事前に確認し、避難の判断が遅くならないように備えましょう。

避難する時の注意

  • 津波警報が発表されたら、すぐに避難
    (とにかく津波の浸水が想定される区域から逃げます。)
  • 避難する前にガスの元栓などの火の元を確認し、電気のブレーカーを切る。
  • 荷物は最小限で、常に両手が使えるように背負う。
  • 車は使わず、歩いて避難。
  • 川や橋、危険なところ(がけ崩れの危険があるところ等)は避ける。
  • 忘れ物をしても戻らない。
  • まずは身の安全を確保。

避難の方法

大きな災害発生時に、避難場所等へ移動するとき、原則、車は使わず、徒歩での移動を想定をしましょう。

地震の場合

地震等では、道路状況が悪くなり、車は安全に走行できないことが想定されます。
また、車が止まり、道路に放置されると、その後、緊急通行車両が走行できなくなります。また、道路の修繕の遅れに繋がります。
車を運転している時に被災した場合は、車を道路の脇に止め、鍵を刺したままにして避難してください。

また、海や川の近くにいる時は、津波に備えてすぐに避難を開始してください。
津波浸水想定区域外に避難するのが原則です。

水害等の場合

水害等では、冠水した道路を走行することで、浸水し、車が故障することがあります。
水量が増えると、水圧で車のドアが開かなくなって救助が必要となることや、そのまま水没して運転していた方が亡くなることも実際に発生しています。
しかし、水害時は徒歩での避難も危険であることが想定されます。

冠水した道路を歩く場合には、道路の状況が目に見えないため、側溝や蓋の外れたマンホール等に注意が必要です。
また、水量によっては満足に動くことができなかったり、転倒して大きな事故に繋がることも考えられます。
冠水した道路を通行することは非常に危険です。

台風や大雨は、天気予報等である程度「備えられる災害」です。
水害時は早めの避難を検討してください。

非常用持ち出し袋

避難場所には全ての物がそろっているわけではありません。
非常用持ち出し袋等を事前に用意しておきましょう。

非常用持ち出し袋には非常食、飲料水、防寒着、ラジオ、貴重品、モバイルバッテリーなどの一般的な生活必需品などを入れます。
その他に、マスクや消毒薬などの衛生用品を入れるようにして感染症対策をしましょう。
必要に応じて、持病薬、液体ミルクなどの乳幼児向け用品、こどものおもちゃなども準備します。
一人ひとりに合った非常用持ち出し袋を用意しましょう。

家具固定の実施

家具が倒れないように固定することで、家具の下敷きになることを防ぐだけでなく、避難経路の確保にも役立ちます。
地震等に備えて、倒れそうなものを固定しておきましょう。

ペットの災害対策

災害時には人間と同じようにペットも被災します。
災害が発生した時の対応を事前に確認しましょう。
エサなどの必要なものは、飼い主の責任で確保する必要があります。

また、特に避難場所では、大勢の人や他のペットとの集団生活となり、中には動物が苦手な方や動物アレルギーの方などもいます。
周りの方やペット自身のストレスを少なくするためにも、他の方に迷惑がかからないよう、普段から基本的なしつけをしておきましょう。

西尾市ではペット防災手帳を作成しています。参考にしてください。

避難所での対応

「三密」とならないように

  • 避難者同士の十分な距離の確保
  • こまめな手指消毒やマスクの着用
  • 定期的な換気の実施

避難者同士の配慮

手洗いや咳エチケット等の基本的な対策の徹底を行い、避難者同士が配慮をするようにしましょう。

このページに関するお問い合わせ

危機管理局 危機管理課
〒445-8501 西尾市寄住町下田22番地

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