洪水ハザードマップ

ページ番号1004522  更新日 2023年3月29日

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国土交通省および愛知県では、「洪水予報河川」及び「水位周知河川」を指定し、「洪水浸水想定区域図」および「浸水予想図」を作成・公表しています。

西尾市の洪水ハザードマップでは、西尾市内に影響のある12河川(矢作川・矢作古川・広田川・須美川・安藤川・矢崎川・北浜川・二の沢川・朝鮮川・乙川(岡崎市)・鳥羽川・八幡川)が大雨によって増水し、堤防が決壊または越水した場合に広がる洪水の浸水範囲や最大浸水深を示すとともに、避難が必要な地区や避難場所などの情報を記載しています。

ご家庭や地域において、洪水ハザードマップを活用して避難する場所や方法を相談・検討し、迅速かつ適切に避難できるよう事前の備えを行い身の安全を確保してください。

洪水ハザードマップが必要な方は、市役所または各支所までご来庁ください。

洪水ハザードマップについて

該当する地区をクリックすると「浸水範囲・浸水深・避難場所」などが記載された洪水ハザードマップを確認することができます。

※西尾市の洪水ハザードマップは水防法に基づき令和3年3月に作成されています。

※幡豆地区については、令和3年12月に愛知県により鳥羽川・八幡川流域における浸水予想図が公表されたことに伴い、令和5月3月に追加作成しました。

※洪水ハザードマップに掲載している「浸水実績」は、豪雨後の現地調査や被害報告資料等を基に作成しており、大まかな浸水範囲を示したものであるため、個々の土地について浸水の有無や浸水深を表すものではありません。

また、にしたんマップ 西尾市地図情報サービスからも洪水ハザードマップを確認することができます。

洪水浸水想定区域と浸水予想図の諸元

西尾市の洪水ハザードマップでは、下記の洪水浸水想定区域及び浸水予想図を基に作成されています。

図

洪水ハザードマップQ&A

Q1 洪水浸水想定区域図と浸水予想図の違いは何ですか?

A1「洪水浸水想定区域図」とは、水防法第14条に基づき洪水予報河川または水位周知河川が氾濫した場合に、浸水が想定される区域を指定したものです。「浸水予想図」とは、水防法により指定された洪水浸水想定区域外である河川の上流部や支川、愛知県が管理する主要な河川を含めた流域全体の浸水を予想したものです。

Q2 洪水浸水想定区域図、浸水予想図は、どうやって作成しているの?

A2 想定した最大降雨量において、堤防が決壊する場所や越水する場所を複数想定します。その箇所ごとに氾濫解析を行い、浸水する範囲や浸水深を予想します。これらの予想結果を重ね合わせ、浸水する範囲を設定し、最も深くなる浸水深を色区分することによって作成します。

Q3 洪水時に避難が必要な地区に記載されていない地区は安全なの?

A3 洪水ハザードマップで記載している避難が必要な地区は、降雨量の条件を設定し、浸水深を想定した範囲です。想定以上の降雨量や排水不良により、浸水範囲に色がついていない地区においても浸水する可能性があります。また、大雨の場合は浸水以外にも土砂災害などの危険もあります。避難が必要な地区以外でも十分な注意が必要です。

 

Q4 避難が必要な地区に入っている高層住宅でも避難する必要がありますか?

A4 洪水時は避難場所ヘの早めの避難(水平避難)が重要です。ただし、避難経路がすでに浸水しているなど危険な状況の場合は、浸水していない高い階層ヘ避難(垂直避難)することが必要です。

Q5 避難場所は指定された場所以外に行ってはいけないの?

A5 洪水が発生した場合、市内の広い範囲で浸水が想定されています。避難場所を事前に決めておくことにより、避難時の迅速な行動や避難者の安否確認がしやすいこともあり地区ごとに指定しています。ただし、必ずその避難場所に行くことを強制するものではありません。

Q6 想定される最大規模降雨とはなんですか?

A6 最大規模降雨とは、国が定めている地域ごとの最大降雨量を基に設定するもので、近隣の河川における降雨が最大規模降雨を設定する当該河川でも同じように発生するという考えに基づき、当該河川の流域だけでなく、周辺地域で観測された最大の降雨量により設定しています。

愛知県での最大規模豪雨は1/1000の確率と設定されており、1,000年に1回程度の降雨となります。

近隣の河川:狩野川、富士川、安倍川、大井川、菊川、天竜川、豊川、矢作川、庄内川、木曽川、鈴鹿川、雲出川

Q7 浸水する場所に避難場所があるけど、危険ではないですか?

A7 本来であれば、浸水する危険のない場所へ避難するのが一番安全です。

西尾市の場合は、浸水しやすい低地の面積が広く、矢作川、矢作古川をはじめ、氾濫の危険のある河川が多くあります。しかし、避難場所までの距離を2km以内にする必要もあり、浸水する範囲内にも避難場所を設定しています。浸水が予想される避難場所では、想定浸水深よりも高い階層を避難場所として利用することとしています。
ただし、避難場所への避難は、浸水が始まってからでは大変危険です。浸水する前からの早めの避難が必要です。

Q8 避難はいつすればいいの?

A8 洪水などの災害の危険が迫ったときは、避難情報等が西尾市より発表されます。

しかし、実際に行動するのはあくまでもあなた自身です。正確な情報をテレビ、ラジオ、インターネットなどから入手し、早めの避難行動がとれるようにしましょう。自分の住んでいる場所付近の土砂災害危険箇所や避難場所までの道順を事前に確認しておくことも大切です。

Q9 洪水時の避難対象地区、避難場所

A9 「避難対象地区」とは矢作川の洪水浸水想定区域、矢作古川・広田川・須美川・安藤川・矢崎川・北浜川・二の沢川・朝鮮川・乙川(岡崎市)・鳥羽川・八幡川の浸水予想図において、浸水が予想される区域です。しかし、この区域外でも浸水や土砂災害の発生する恐れがあります。洪水予報、気象予報、警報等に注意し、早めの避難行動が必要です。※避難時に橋を渡る必要のある方は、特に早めに避難が必要です。

「避難場所」とは、洪水時に被害を受ける恐れがある方に一時的に避難していただく施設です。

 市内の小中学校など46箇所を洪水時の避難場所として指定し、地区ごとに指定された施設への避難をお願いしています。

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このページに関するお問い合わせ

建設部 河川港湾課
〒445-8501 西尾市寄住町下田22番地

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