帯状疱疹ワクチンの定期接種

ページ番号1010478  更新日 2025年5月16日

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令和7年度から、帯状疱疹が予防接種法により市の実施する予防接種(定期接種)に定められました。

帯状疱疹とは

帯状疱疹(たいじょうほうしん)は、過去に水痘(みずほうそう)にかかった時に体の中に潜伏した水痘帯状疱疹ウイルスが再活性化することにより、神経支配領域に沿って、典型的には体の左右どちらかに帯状に、時に痛みを伴う水泡が出現する病気です。合併症の一つに皮膚の症状が治った後にも痛みが残る「帯状疱疹後神経痛」があり、日常生活に支障をきたすこともあります。帯状疱疹は、70歳代で発症する方が最も多くなっています。

 

接種対象者

接種日において西尾市に住民登録があり、次のいずれかに該当する方

  • 令和7年4月1日から令和8年3月31日までの間に65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳になる方、及び101歳以上の方
  • 60歳以上64歳以下の方で、ヒト免疫不全ウイルスにより免疫の機能の障害があり、日常生活がほとんど不可能な方

※過去に帯状疱疹の予防を目的とした予防接種(ビケン1回・シングリックス2回)を接種したことがある方は定期接種の対象外となります。ただし、シングリックスを過去に1回接種した方で、定期接種の対象年度に残りの1回を接種される場合は、定期接種の対象となります。

任意接種助成

昭和36年4月1日以前に生まれた方で、定期接種の対象にならない方は、任意接種助成が利用できる場合があります。(令和7年7月1日から開始)

予診票の発行

定期接種として接種するためには、市が発行した予診票が必要です。

定期接種の対象者には、予診票を6月末頃に郵送します。
60歳以上64歳以下の定期接種の対象になる方は、希望者のみ予診票を発行しますので、保健センターへご連絡ください。

※市からの案内があった場合でも、過去に帯状疱疹の予防を目的とした予防接種を受けたことがある方は、定期接種の対象外です。

 

個人負担金(医療機関窓口でのお支払い金額)

  1. 生ワクチン「ビケン」を接種する場合:3,000円
  2. 組換えワクチン「シングリックス」を接種する場合:8,000円を2回

※特別助成対象者は無料

特別助成対象者とは

次のいずれかに該当する方です。

  1. 住民税非課税世帯の方:予診票の右上に「非課税世帯」と記載があります。非課税世帯に該当する方で予診票に記載がない場合は、保健センターにお問合せください。
  2. 生活保護世帯の方:接種前に市福祉課で証明書の発行を受けてください。
  3. 中国残留邦人等支援給付受給世帯の方:接種前に福祉課で証明書の発行を受けてください。
※個人ではなく、世帯で判定しています。未申告の方が世帯にみえる場合は、非課税世帯には該当しませんのでご注意ください。

接種場所

西尾市内の医療機関は下記をご参照ください。

接種期間

令和7年7月1日から令和8年3月31日まで

(組換えワクチンでの接種を希望される方は、2か月の間隔で2回接種をしますので、3月31日までに接種が完了できるように早めに接種を開始してください。)

ワクチンの種類・接種回数・効果

どちらかのワクチンを選択して接種します。

ワクチンの種類・回数・効果

ワクチンの種類

生ワクチン「ビケン」

組換えワクチン「シングリックス」

接種回数

1回

2か月の間隔で2回

(2か月を超えた場合は6か月以内の接種が望ましい)

接種方法

皮下注射

筋肉内注射

接種後5年時点の予防効果

4割程度

9割程度

ワクチンの副反応

ワクチンを接種後に以下のような副反応がみられることがあります。また、頻度は不明ですが、生ワクチンについては、アナフィラキシー、血小板減少性紫斑病、無菌性髄膜炎が、組換えワクチンについては、ショック、アナフィラキシーがみられることがあります。

接種後に気になる症状を認めた場合は、接種した医療機関にお問い合わせください。

主な副反応(各社の添付文書より厚生労働省にて作成)
主な副反応の発現割合 生ワクチン「ビケン」 組換えワクチン「シングリックス」
70%以上 疼痛*
30%以上 発赤* 発赤*、筋肉痛、疲労
10%以上 そう痒感*、熱感*、腫脹*、疼痛*、硬結* 頭痛、腫脹*、悪寒、発熱、胃腸症状
1%以上 発疹、倦怠感 そう痒感*、倦怠感、その他の疼痛

*ワクチンを接種した部位の症状 

予防接種健康被害救済制度について

予防接種は、感染症を予防するために重要なものですが、健康被害(病気になったり障害が残ったりすること)が起こることがあります。極めてまれではあるものの、副反応による兼子宇被害をなくすことはできないことから、救済制度が設けられています。詳細は西尾市保健センターまでご相談ください。

他のワクチンとの同時接種・接種間隔

生ワクチン、組換えワクチンのいずれの帯状疱疹ワクチンについても、医師が特に必要と認めた場合、インフルエンザワクチンや新型コロナワクチン、高齢者肺炎球菌ワクチン等の他のワクチンと同時接種は可能です。ただし、生ワクチン(ビケン)については、他の生ワクチンと27日以上の間隔を置いて接種してください。

予防接種の受け方

医療機関へ予約して受診してください。

持ち物

  • 「帯状疱疹予防接種予診票兼接種依頼書(西尾市)」
    ※接種当日は、必ず予診票をお持ちください。
  • 接種費用(特別助成対象者の方は不要です。)
  • マイナンバーカードまたは健康保険証(医療機関側が必要とした時に提示してください)
  • 証明書(生活保護世帯、中国残留邦人等支援給付受給世帯の方のみ)

帯状疱疹定期接種の市外接種

西尾市外の医療機関での接種を希望される方は、必ず接種する前に申請が必要です。

※接種した後に申請することはできませんのでご注意ください。また、申請してから書類が届くまでに10日程度かかりますので、余裕をもって手続きをしてください。

対象者

  1. 市外にかかりつけ医がいる方
  2. 市外の高齢者施設等に入所している方
  3. 市外の病院等で長期入院治療をしている方

提出書類

事前に郵送した「帯状疱疹予防接種予診票兼接種依頼書」(裏面の市外接種依頼申請書部分を記入してください。)

特別助成対象者はその他にも必要な書類があります。お問い合わせください。

市外接種申請窓口

西尾市保健センター

その他

接種を希望する医療機関が広域予防接種協力医療機関・協力医かどうか、確認してから申請してください。
愛知県医師会のホームページに、県内の協力医療機関が掲載されています。

申請書

市外接種依頼申請書(組換えワクチン2回目のみ申請する場合用)

生ワクチン又は組換えワクチン2回分の市外接種申請をする場合は予診票裏面の「市外接種依頼申請書」をご使用ください。
組換えワクチンの2回目のみ市外の医療機関で接種をする場合は当該申請書と予診票をご提出ください。

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このページに関するお問い合わせ

健康福祉部 健康課(西尾市保健センター内 1階)
〒445-0071 愛知県西尾市熊味町小松島32番地

電話
0563-57-0661
ファクス
0563-54-7866

健康福祉部健康課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。