実相寺方丈
- よみ
- じっそうじほうじょう
- 指定・種別
- 市指定・建造物
- 員数
- 1棟
- 時代
- 江戸時代初期
- 所在・管理
- 上町 実相寺
木造切妻造、平屋建、桟瓦葺。建築面積208平米。西条吉良氏の菩提寺である実相寺の方丈。慶長8年(1608)の建築と伝わり、古図によると本来は入母屋造、桧皮葺であったと思われる。現在は左右の広縁が切除されて切妻造に改造されているが、室中を中心とした六間取り平面※の中心部を残し、臨済宗方丈の整った形を示している。内法の低い内部などに江戸時代初期の雰囲気をよく遺す。東方の庫裏と共に伽藍の中核を構成し、当地方の大型の臨済宗方丈として古式をよく遺している。
※六間取り平面=禅宗方丈の規格化された間取りで、正面間口方向に三室、奥行方向に二室に区切られた間取りをいい、前面中央の部屋を室中という。
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