養寿寺鐘楼門
- よみ
- ようじゅじしょうろうもん
- 指定・種別
- 市指定・建造物
- 員数
- 1棟
- 時代
- 江戸時代 天和3年(1683)
- 所在
- 下矢田町 養寿寺
入母屋造本瓦葺。円柱4本で支えられた主屋部のまわりに角柱12本で支える裳階(もこし)をつけた重層の鐘楼門。山門から本堂へ至る参道の途中に建つ。下層は正背面に中央通路を開いた縦板張り、上層は高欄をめぐらし、軒に禅宗様詰組(つめぐみ)斗栱(ときょう)をおいている。また、平成7~8年の解体修理時に見つかった天和2年の墨書は、鐘楼門造立時の様子や当時の飢饉、朝鮮通信使の様子などが記された興味深い史料である。
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