西福寺鐘楼
- よみ
- さいふくじしょうろう
- 指定・種別
- 県指定・建造物
- 員数
- 1棟
- 時代
- 江戸時代前期
- 所蔵
- 吉良町吉田 西福寺
桁行三間、梁間二間の袴腰付。もとは徳川3代将軍家光が再建した伊賀八幡宮(岡崎市)の鐘楼であったが、明治初年の神仏分離令によって仏教色の強い鐘楼は撤去されることになり、明治4年(1871)に西福寺へ移築された。当時は桧皮葺であったが、移築の際に現在の桟瓦葺に改められた。
伊賀八幡宮は松平(徳川)氏の氏神として幕府の庇護を受け、寛永13年(1636)に諸建築が建立された(現在は本殿・随身門などが重要文化財に指定)。この鐘楼も建築様式が一致しており、その時の建築と思われる。
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