雑がみ回収量速報

ページ番号1008075  更新日 2024年9月19日

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令和6年度雑がみ回収量累計

令和6年度の回収量累計を帯グラフで表示しています。

 

雑がみ回収量目標
令和6年度「年間目標」 600トン

現在(8月末時点)の回収量累計は「237.3トン」です。年間目標達成ペース(8月末時点)「250トン」に対して、「12.7トン」足りていません。

月別雑がみ回収量

令和6年度および令和5年度の、月別雑がみ回収量を棒グラフで比較表示しています。

令和6年8月の回収量は44.3トンでした。前年より4トン増加しました。毎月の目標値に対して5.7トン足りませんでした。

 

西尾市の雑がみがトイレットペーパーになるまで

前編(令和6年8月配信分)

西尾市で出された雑がみがトイレットペーパーになるまでの工程をご紹介します。工場でのリサイクルの工程をご覧いただくことで、紙類にその他の異物(金属・プラ等)が付いたままでもリサイクルできることが伝われば幸いです。

市内資源ステーションの写真。資源物が出されている。
市内で出された雑がみを回収します。
製紙会社へ雑がみが搬入された様子の写真
雑がみは主に静岡県の製紙会社へ渡されます。
金属やビニールなど、紙以外の異物が付いたまま
ベルトコンベアに乗せて、処理工程へと運ばれます。
雑がみをドロドロに溶解する様子の写真
まず、雑がみを溶解します。
温水や薬品を加えて粗く溶かしていきます。
紙を溶解することで、紙以外の異物を取り除きやすくします。
紙に付いていた金属類を分離した様子の写真
紙を溶解した後に、遠心力等を用いて異物を取り除きます。
これは紙から分離した金属類です。
これらの金属類は、製鉄会社に引き渡され、リサイクルされます。
紙に付いていたプラスチック類を分離した様子の写真
これは、紙から分離したプラスチック類です。
プラスチック類は燃料等として、
トイレットペーパー生産の工程でリサイクル利用されます。

後編(令和6年9月配信分)

紙の原料からインクを取り除いている
液状にした紙から異物を取り除いた後は、気泡にインクを付着させる方法でインクを取り除きます。除去したインクはセメント材料等にリサイクルされます。
紙の原料を抄いて、ジャンボサイズのトイレットペーパーを作っている様子の写真です
インクを除去した紙の原料から、ジャンボロールを作ります。(直径2.5m、幅3m)
ジャンボロールの写真
ジャンボロールが完成しました。雑がみ4トンに対して、このジャンボロールを1本作ることができます。 4人家族の場合、約130年分使用できるサイズです。
ジャンボロールを規格サイズにカットしトイレットペーパーとして製品化している写真
ジャンボロールを規格サイズにカットします。静岡県の製紙会社に搬入されてから、時間としてわずか1日半で、製品(トイレットペーパー)として再生されました。

このように、雑がみ分別をしていただくことで紙類がトイレットペーパーにリサイクルされるため、燃えるごみを減らすことができます。

市民の皆様へお願い

毎月目標達成するには

令和5年4月以降、毎月40トン程度の回収量で安定しています。

毎月あと10トン回収量を増やすと、目標達成できます。

そのためには1世帯あたり150グラムの雑がみを、これまでより多く出していただきたいです。

【計算式】150グラム×68,441世帯(市内世帯数 令和6年4月1日現在)=約10トン

150グラムって、これくらいです

雑がみ150gの事例。菓子箱2つで約40g、紙コップ2つで約30g、ラップ1つで約80gになります。

燃えるごみの中には、まだまだ多くの雑がみが出されています。

目標達成のためには、多くの市民の皆様による協力が必要です。

すでに雑がみ分別を実践されている方は、お友達・お知り合いへのご紹介を。

まだ雑がみ分別を実践されていない方は、分別のご協力をお願いします。

このページに関するお問い合わせ

環境部 ごみ減量課
〒444-0531 西尾市吉良町岡山大岩山65番地

電話
  • 0563-34-8113
ファクス
0563-34-8115

環境部ごみ減量課へのお問い合わせは専用フォームをご利用ください。