特殊詐欺に注意

ページ番号1009075  更新日 2024年3月26日

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特殊詐欺とは

特殊詐欺とは、犯人が電話やメール、ハガキ(封書)などの通信手段を使ってお金をだまし取ろうとする詐欺のことで、親族や公共機関の職員等を名乗り、現金やキャッシュカードをだまし取る、ATMを操作させて犯人の口座に送金させるといった犯罪です。


市内でも特殊詐欺の前兆電話等が相次ぎ、実際に被害が発生しています。

高齢者が狙われやすい印象を受ける犯罪ですが、高齢者以外の方が被害にあうケースも発生しています。
また、家族で約束事を決めたり、相談ができる環境を整えたりすることが、被害防止に繋がります。

犯罪被害は他人事ではないと意識し、特殊詐欺被害を防止しましょう。

被害防止のための約束

  • 絶対に、キャッシュカードは他人に渡さない。パスワードは誰にも教えない。

目を離したすきに、キャッシュカードを他のカードとすり替えられる事例が多発しています。
キャッシュカードの盗難や偽造の防止のため、他人に絶対に渡さないでください。

また、キャッシュカードの暗証番号は他人に絶対に教えてはいけません。

キャッシュカードは、通帳や印鑑と同じように、大切に取り扱いましょう。
 

  • 知らない電話には出ない。あやしい電話番号は調べる。

最近は、インターネットの検索サイトで電話番号を調べると、あやしい番号かどうか分かることがあります。
また、特殊詐欺の被害者の多くは「自分がだまされるとは思わなかった」と答えています。「自分は大丈夫!」と思っていてもだまされるのが特殊詐欺です。
被害を防ぐためには、詐欺の相手と話さないことが最も有効です。留守番電話の設定をし、電話の内容を確認する等、落ち着いて対応できるようにしましょう。

特殊詐欺対策電話機等の装置購入も効果的です。

まず、「特殊詐欺の対象にならない」ことを第一に対策をしましょう。
 

  • 「還付金があります」は詐欺と考える。

市役所等をかたり、「還付金があります」と手続きを求めてくる詐欺が発生しています。

必ず詐欺を疑ってください。

不安を感じた時は、担当を確認し、その役所等の代表電話番号(西尾市役所は0563-56-2111)に電話をかけて、確認することも有効です。

また、還付金の手続きでATM等を操作することはありません。
 

  • 何かあったら、必ず誰かに相談をする。

まずは家族で相談できる環境を整えましょう。また、親戚や友人と相談できる環境を整えることも有効です。
一人では、焦りから冷静な判断ができません。人に相談する時間を持つことで自分が冷静になるのと同時に、客観的に内容を判断することができます。

特殊詐欺は急にまきこまれる犯罪です。日頃から対応方法を周囲の方と相談し、落ち着いて対応できるように準備しましょう。

警察への情報提供

愛知県警察では、特殊詐欺に関する情報提供を求めています。

実際に前兆電話等がかかってきた等の、緊急の場合には110番をお願いします。

また、「だまされた振り作戦」や「特殊詐欺捜査協力報奨金制度」等があります。

詳しくは愛知県警察のページ等でご確認ください。

特殊詐欺に加担しない・させない

若者が「闇バイト」等として、特殊詐欺の犯行に加担することが増えています。
「アルバイトだから」と軽い気持ちで受けたとしても、詐欺の共犯であり、重大な犯罪です。

また、申し込む中で個人情報等を求められ、脅迫をされるといった事例もあります。

「闇バイト」等に申し込むことは絶対にやめましょう。
 

また、「加担させない」ことも大切です。

  • 知らないスーツがある、着なれないスーツを着ている
  • 小遣い以上にお金を持っている
  • 携帯電話で怪しい通話をしている
  • 怪しい交友関係がある

こういった気付きが子どもを救います。

子供を加害者にも被害者にもしないためには、周囲の気付きが大切です。

このページに関するお問い合わせ

危機管理局 危機管理課
〒445-8501 西尾市寄住町下田22番地

電話
  • 防災:0563-65-2137
  • 交通・防犯:0563-65-2196
ファクス
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