西尾の旧石器資料
- よみ
- にしおしのきゅうせっきしりょう
- 指定・種別
- 市指定・考古
- 員数
- 4点
細石器は後期旧石器時代終末期を代表する石器で、いくつかの石刃を木や骨角製の軸に埋め込み、ヤリや刃物として使用した。有舌尖頭器は旧石器時代の最終末から縄文時代の草創期全般(15,000~11,000年前)にわたってみられる石器で、着柄用の茎を持ち、ヤリの穂先として使用される。西尾の最古の歴史遺物であり、1万年前に遡る旧石器時代人が残した生活の痕跡を知る資料として貴重である。
1 下羽角町住崎出土の有舌尖頭器
- 法量(現状)
- 長4.0cm 最大幅1.0cm 厚さ0.6cm
- 材質
- 安山岩製
- 出土地
- 下羽角町住崎の丘陵東南斜面
- 所蔵
- 個人蔵
2 南中根町貝ス出土の有舌尖頭器
- 法量(現状)
- 長7.1cm 最大幅2.1cm 厚さ1.1cm
- 材質
- 石材 チャート製
- 出土地
- 南中根町貝ス遺跡
- 所蔵
- 個人蔵
3 枯木宮貝塚出土の細石器
- 法量(現状)
- 細核:打面0.9×1.0cm 高さ2.3cm 細石刃:長7.5cm 最大幅0.8cm 厚0.4cm
- 材質
- 石材 チャート製
- 出土地
- 巨海町枯木宮貝塚の貝層下土層(標高3m)
- 所蔵
- 西尾市資料館
関連情報
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