西尾市の農林水産業

ページ番号1003056  更新日 2021年8月18日

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農林水産業を取り巻く環境

写真:西尾市全図

西尾市は、平成23年4月より、一色町・吉良町・幡豆町と合併し、新しい西尾市となりました。名古屋市の南東約40km、愛知県の中央部を流れる矢作川下流域に位置し、北は安城市・岡崎市、東は幸田町・蒲郡市、西は碧南市に接し、面積は161.22k㎡、人口は約17万人の市です。
市の西部は安城方面から碧海台地と呼ばれる洪積台地が5mから10mの高さで伸びて平坦な地形であり、東部には三ヶ根山から広がる山林が多くあります。中央部から南部にかけては、矢作川や矢作古川から吐出した土砂の堆積による沖積平野が開けており、矢作川河口一帯は、江戸時代中期からの干拓地が広がっています。また、三河湾沿岸には一色干潟をはじめ遠浅の海が広がり、豊かな漁場となっています。
1年間を通じて比較的温暖で、平均気温は16.0℃、年間降水量は1,212.0mm(平成24年)、夏に多く冬少ない太平洋岸式気候です。降雪はほとんどなく、降霜期間は11月中旬から3月下旬までとなっています。
農家戸数は3,950戸、経営耕地面積は3,371ヘクタール(第67次東海農林水産統計年報)となっていて、経営規模は小さいものの、水稲、施設花き、施設野菜、果樹、茶、植木、露地野菜などの複合経営が多く、都市近郊型農業として農業経営の安定化、自立化を図っています。漁業経営体は454戸(第67次東海農林水産統計年報)で、あさり採貝やうなぎ養殖、のり養殖が盛んに行われています。

西尾市の特産物

西尾市は抹茶、カーネーション、うなぎ、あさりの生産量・漁獲量が全国トップクラスです。特に、「西尾の抹茶」と「一色産うなぎ」は特許庁の地域団体商標(地域ブランド)に認定されています。
また、全国でも有数の花き類の生産地であり、施設園芸としてカーネーションをはじめ、バラ、きく、洋ラン、観葉植物など、多くの種類が栽培されています。その他、きゅうり、なす、トマトなどの施設野菜の生産や、なし、いちじくなどの果樹栽培も盛んに行われています。

特産品の分布図

イラスト:西尾市の農産物マップ

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