119番のかけ方
緊急通報システムの種類
火災や救急など、消防署へ緊急通報を行う場合の参考にしてください。
平成28年9月1日、西尾市メール119番通報の運用開始
音声による119番通報が困難な方が、携帯電話のメールで救急車や消防車を要請できるようになりました。
令和2年11月1日、西尾市Net119緊急通報システムの運用開始
音声による119番通報が困難な方が、GPS機能付き携帯通信端末を利用して音声に頼らず消防車や救急車の要請ができるようになりました。
119番通報要領
一刻も早い消防車や救急車の到着が必要です。
迅速な出動をする一番の決め手は、災害の状況などを正確に通報することです。
119番通報の中には「火事だ!早く来て!」と伝えただけで切ってしまう方もいます。これでは、災害現場がわからないため、消防車や救急車がその場に行くことができず、被害は大きくなるばかりです。次の要領で、早くて正確な119番通報を心掛け、オペレーターの指示に従いお話し下さい。
正しく119番通報するためには!
- 「火事です」または「救急です」とはっきり伝えてください。
- 場所はどこか、町名、番地などをはっきりと伝えてください。
- 住所がわからない場合は、目標となる建物などがあるか、東西南北を含めて、具体的に説明してください。
- 何があったか、慌てずに落ち着いて説明してください。
- 交通事故などは、人が車両に閉じ込められているか、いないかも伝えてください。
どんなことをどのように言えばいいの?
火災の場合
火事ですか?救急ですか?
「火事です」とはっきりと伝えてください。
場所はどこですか?
「○○市○○町○○番地○○号、共同住宅の場合はマンション名、部屋番号や世帯主名」など、詳しく伝えてください。
災害現場がわかりにくい場合は、誘導に出てください。
場所の目安となる目標物は?
「○○交差点付近、○○ビルの北」などを伝えてください。
火災の状況は?
「ストーブの火がカーテンに燃え移った」というように、何がどれくらい燃えているのか、逃げ遅れた方はいないかなどを伝えてください。
通報者の住所と名前、電話番号は?
「私は、○○町の消防太郎です。電話番号は○○-○○○○です」などを伝えてください。
救急の場合
火事ですか?救急ですか?
「救急です」とはっきりと伝えてください。
場所はどこですか?
急病「○○市○○町○○番地○○号、共同住宅の場合はマンション名、部屋番号や世帯主名」や
交通事故「○○市○○町、国道○○号線の○○交差点」など、詳しく伝えてください。
現場がわかりにくい場合は、誘導に出てください。
急病か事故か?
急病「父が倒れました」や
交通事故「大型トラックと普通乗用車の接触で、普通乗用車にひとり閉じ込められている」など、できるだけ具体的に伝えてください。
病気、けがの様子は?
「意識ありません。呼吸はあります」や
「助手席の人が額から出血しています」など、具体的に伝えてください。
患者の年齢や性別は?
「50歳くらいの男性」など、分かる範囲でつたえてください。
あなたの名前は?
「私は、消防太郎です。」
(出動隊に出動指令をかけた後、状況を確認するために電話をする場合があります)
救急車が到着するまでは安静にさせ、必要な時は人工呼吸や心臓マッサージ、止血などの応急手当をしてください。
携帯電話から通報する場合
- 自動車などを運転している場合は、安全な場所に停車してから通報してください。
- 電波が途切れる場合があるので、先に自分の携帯電話番号を伝えてください。
- 場所は、目標となるような建物や看板などを確認するか、近所の方に聞くなどして確認してください。
- 通報後は携帯電話の使用を控えてください。
(通報後に家族や知人へ電話をすると、折り返しの電話がつながらなくなります。消防車や救急車が到着するまで使用は控え、通話可能な状態にしてください。) - 市境などでは電波状況により、他市町村の消防署につながることがあります。つながった先の消防署から西尾市消防本部に転送されるので、電話を切らずに待っていてください。
- GPS信号により通報の位置が分かる場合があります。出来る限り携帯電話のGPS受信をONにしておいてください。
※場所の詳細を聞き返す場合や近くの公衆電話や一般家庭の電話からかけ直していただく場合があります。また、消防車や救急車の到着まで現場で待っていただき、誘導をお願いする場合もあります。
公衆電話から通報する場合
デジタル公衆電話(緊急通報ボタンが付いていない場合)
硬貨やカードが無くてもかかります。
- 受話器をあげてください。
- 「119」ボタンをダイヤルし通報してください。
緊急通報ボタンが付いている場合
ボタンを押せば、硬貨やカードが無くてもかかります。
- 受話器をあげてください。
- 「緊急通報ボタン」を押してください。
- 「119」ボタンをダイヤルし通報してください。
緊急通報ボタンが付いていない場合
「カギ」が必要です。
- 電話が置いてある店の方に「カギ」で切り換えてもらってから「119」をダイヤルして通報してください。
- 10円玉でかけてた場合、片通話(指令員の声は聞こえるが、指令員側では通報者の方の声が聞こえていない状態)になっていることがあります。その際は、指令員の指示に従い、受話器を一旦おろして、逆信号を待ち、ベルが鳴ったら受話器を取り、通報してください。
火災などのお問い合わせテレホンサービス
火災等の時、災害の場所と災害の種別を自動音声により案内しています。
電話 0563-57-1818
PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビシステムズ社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。
このページに関するお問い合わせ
西尾市消防本部 指令課
〒445-0872 西尾市矢曽根町赤地23番地1
- 電話
- 0563-56-2110
- ファクス
- 0563-57-1717