正法眼蔵随聞記
- よみ
- しょうぼうげんぞうずいもんき
- 指定・種別
- 県指定・書跡
- 員数
- 1冊
- 法量・形状
- 縦25.5cm 横19.2cm 袋綴装
- 時代
- 江戸時代初期 寛永21年(1644)頃
- 付
- 『正法眼蔵』 27冊
- 所蔵
- 貝吹町 長圓寺(西尾市岩瀬文庫寄託)
『正法眼蔵随聞記』は曹洞宗の祖・道元(1200~53)の言葉を、弟子の懐奘(1198~1280)が筆録した書。本書は福井の宝慶寺浴主寮で康暦2年(1380)に書写された古写本をもとに、寛永21年(1644)に長圓寺第2世暉堂宗慧が書写したもの(奥書「康暦二年五月初三日 於宝慶寺浴主寮書焉 三州幡頭郡中島山長円二世暉堂写也 寛永二十一甲申歳八月吉祥日」)。一般に流布する面山本『随聞記』よりも古体を残すものとして注目される。付の『正法眼蔵』も暉堂が書写したもので、27冊のうち1冊は享保20年(1735)の補写本。
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