西尾いきものふれあいの里紹介(センターゾーン)
いきものふれあいの里全景
里を訪れた時、最初に出会うのがこの風景です。
中央の真っ直ぐな道路の行き着く先は、駐車場、その右に里のインフォメーションセンターの建物があります。センターの後ろはご覧のように里山が西から東へと連なっています。
今では珍しい養蜂箱(ミツバチの巣箱)を見ることが出来ます。駐車場の西側に設置されています。
ただし、この養蜂箱は里が設置したものではありません。また、ミツバチを驚かしたりすると危険なので、決して近づかないようお願いします。
では、いきものふれあいの里(以後”里”と呼びます)を紹介しましょう。
駐車場です。右手にセンターの建物があり、左奥の方にいきものふれあいの里の説明板(下:拡大写真)が皆さんを迎えてくれます。
里は写真の赤円に示されるように大きくセンターゾーンとサブゾーンの二つのゾーンに分けられ、それぞれのゾーンはさらに小さなエリアに分けられています。
では、各ゾーンについて見ていきましょう。
センターゾーン
センターの建物付近のセンタースポット(ビオトープガーデン)と東側の里山とへ続く道沿いに小草池があり、さらにその奥にある棚田と含めた里山エリアとトンボの里、これらの4エリアがセンターゾーンの主なエリアです。
センタースポット(ビオトープガーデン)
センター前の下の池このエリアには、ナガバオモダカ、ガマが、池のまわりではムラサキサギゴケ、オオバコ、ヤハズソウなどが観察できます。
センター手前から小草池、里山ゾーンへと続く道。その右手にはハナショウブ、ショウブ、アサザ、睡蓮などの水棲植物が観察できる散策道のあるゾーンが設置されています。
小草池
灌漑用のため池として造られた小草池、貴重な水鳥たちの憩いの場となっている。冬になるとオシドリ、カワウ、マガモ、コガモ、ヨシガモ、オオバンなどがやってきます。
里山エリア
小草池を右に見て、道を進むとすぐ右手にオオバヤシャブシが目に入ってきます。
さらに進むと、道は左右に分岐します。万灯山、山頂へと先を急ぐ人は左の道を、ゆっくり里山の風景を楽しみたい人は右の道を選んでください。
ここでは右の道を行きます。
棚田エリア
田んぼを取り巻く環境は、小川や土手、畑畦道(あぜ道)、里山の縁と変化に富んでいます。その環境が多くの昆虫や植物を育んでいます。このエリアにリンドウ、ワレモコウ、イチョウウキゴケなどの植物。
ヒメタイコウチ、シュレーゲルアオガエルが生活しています。
- ※どれも希少で貴重な動植物です。
- ※注意:畦道や土手は柔らかく崩れやすいので、指定の観察ルートからはずれないようお願いします。
秋の刈り入れ前の稲田です。
整備されたこの地域は昔の里山の原風景となっています。
ハンノキ広場
棚田を後ろに見て、柿の木畑(写真)を通り抜けると小川にかかった橋を渡ります。橋の正面にハンノキとエゴノキが迎えてくれます。その右手にはカワラハンノキのあるハンノキ広場があります。



中央広場
ハンノキ広場を進むと、2番目の橋があります。その右側にこんな看板があります。
里のあちらこちらにマムシ注意の看板が設置されています。
観察コース両脇の草むらには、強い毒を持ったマムシやヤマカガシが潜んでいます。十分注意してください。
橋の左側に大きなアベマキの樹木がフジのつるを全身に巻き付けて迎えてくれます。
中央広場には、間伐材で作られたテーブルとイスが用意されています。
中央広場の奥、ベニバナマンサクさらに右手小川の向こうに黄色のマンサクが春が来たことを真っ先に伝えてくれます。
トンボの里

モウソウチクに囲まれたトンボの里には3つの池があり、四季それぞれの景観を見せてくれます。この池でもカエルの卵や数種類のトンボなどが見られます。
こちらはセンターゾーンの紹介でした。
西尾いきものふれあいの里ネイチャーセンター
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