朝の館内放送

ページ番号1003133  更新日 2026年10月13日

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市長が職員に向けて月に一度メッセージを発信していますので、その内容を掲載します。

令和8年10月13日(火曜日)

おはようございます。市長の中村健です。

西尾市では、今年度より、アントレプレナーシップ強化事業を始めました。

「アントレプレナーシップ」は、一般的には事業を起こす意味での「起業家精神」と訳されますが、教育の文脈では「学校生活や地域の中から課題を見つけて解決に向けて行動し、協働しながらよりよい解決を探っていく力」と訳されます。

様々な統計調査の結果を見ると、日本の若者は、自己有用感や自己肯定感、あるいは「自分の行動で社会を変えられる」という意識が他の国々の若者と比較して非常に低い状況にあります。

この原因が日本の公教育にあると言いたいわけでは決してありませんが、強い問題意識を持つ必要があると考えています。

西尾市のアントレプレナーシップ強化事業では、学校生活を豊かにすることや学校での生活環境を改善することを目的に、各中学校に最大で100万円を支援します。

公金を扱うため、事業の実施に際して校長先生のGOサインは必要としましたが、先生の関与は極力しないようにお願いしています。

100万円を使って何をするのか、目的や事業概要を考えるだけでなく、関係する事業者との折衝や、事業の準備、周知、実施についても、子どもたちが自分たちで考え、自分たちで行動してやってもらいます。

多くの困難にぶち当たるでしょうし、失敗することもあると思います。

それでも、大人が決めたことに従い受け入れるのではなく、自分たちがやりたいことを自分たちで成し遂げる経験は、かけがえのない財産になると信じています。

そしてこの経験が、自己有用感や「自分の行動で社会を変えられる」という意識の醸成と高まりに繋がっていくことを期待しています。

アントレプレナーシップ強化事業は小中学生を対象とした事業ですが、自分の頭で考え、自分で行動することの必要性は、社会人でも同様です。

変化が速く、不確実性が高く、価値観が多様化し、それに加えて財政も厳しさを増す中、どの役職にあっても、前例踏襲を当たり前とせず、施策の目的や成果を意識した主体性のある働き方が強く求められます。

職員の皆さん一人ひとりの協力を改めてお願いさせていただき、朝の館内放送を終わります。

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