西尾市の花き産業

ページ番号1002619  更新日 2021年4月21日

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カーネーション

写真:カーネーション

カーネーションは一色町を中心に生産が盛んで、全国有数の生産地です。カーネーションの栽培が西尾市で始められたのは昭和30年代後半のことでしたが、この地の気候とカーネーションの生育条件が良く合い、まもなく全国でも有数の産地となりました。「母の日」の花としてよく見るカーネーションですが、現在では、赤やピンクだけでなく色とりどりの品種が出荷されるようになっています。花言葉は『母への愛』『熱愛』。

バラ

写真:バラ

バラは「西尾市の花」に指定されていて、西尾市では温室で高品質のバラを育てています。東京や名古屋など全国各地へ出荷されており、「スタンダード」と呼ばれる大輪のバラから、いくつもの花がついた「スプレー」と呼ばれるかわいいバラまで、色とりどりでたくさんの品種があります。花言葉は『あなたを愛しています』『愛、恋』。

キク

写真:キク

キクは吉良町を中心とした地域で盛んに栽培されています。昔からお墓参りなどでよく飾られる清楚なイメージのキクですが、最近では結婚式などで盛大に飾られるなど、その使い方も拡大しているようです。花言葉は『私を信じてください』『高貴、高潔』。

洋花

写真:デルフィニウム

西尾市では様々な種類の洋花の切り花が生産されており、生け花やアレンジフラワーに彩を添えます。中でもデルフィニウムは背丈のある豪華な切花で、無数の花がついた雄大で見事な花穂が見所です。花色はブルー系が中心ですが、豊富なカラーバリエーションを持つ花です。

洋ラン

写真:コチョウラン

西尾市は全国でも有数の洋ランの産地です。ギフト用として大変人気の高い「コチョウラン」、それは豪華な洋ランの中で日本人好みの清楚なイメージを与えているためでしょうか。舞い飛ぶ蝶の姿にも似ています。西尾市でつくられている洋ランの種類は約10種ほどです。コチョウラン以外では、デンドロビュームの種類であるデンファレ系も生産され、切り花としての需要も多く一年中楽しまれています。

和物

写真:和物

「和物」という言葉はあまり耳慣れないですが、簡単に言えば日本在来の草花や植木、実がなる植物を畑で2、3年生育させたものを鉢上げし、盆栽風に手を入れて仕立てたものです。商品化されたのは西尾市が最初です。昭和43年に三河鉢物として出荷したのが始まりで、和物という名前が付けられたのは昭和46年のことです。万両、ピラカンサス、東洋ラン、山野草、ブルーベリーなどの実付果樹等が栽培され、つくる楽しみを提供しています。

観葉植物

写真:観葉植物

西尾市の観葉植物生産は、昭和30年代から始まり50年代になると急速に量を増やし日本有数の産地にまでなりました。クロトン、ポトス、ヘデラ、ディフェンバキア、など40種ほどに及び、生産形態は少品種を効率的に大量に生産しています。

鉢花

写真:鉢花

ブーゲンビレア、ガーベラ、テルスター、プリムラやパンジーを始めとした花壇苗等、四季を通じて栽培される西尾市の鉢花は約30種ほどです。一年中途絶えることなく季節の花が咲き誇り、全国に向けて出荷されています。近年では家庭菜園が人気があり、野菜苗やイチゴ苗などの生産を行う農家も増えています。

植木

写真:植木

市の南部に位置する福地地区の植木栽培は、約170年程前、江戸時代に尾張地方から伝わった技術をもとに始められ、明治の頃には接木桑苗、昭和に入ると山林苗、果樹苗など、その時代に即した栽培や生産が積極的に行われてきました。著名な三河黒松を始め、全国でも有名な植木産地となっています。現在栽培の盛んなバラやコチョウランといった花々、ゴールドクレストに代表されるコニファー類といった観葉植物生産も、その植木技術を活用し発展させてきたものです。一大産地として植木の市場も活気があふれ、野々宮町の植木市場(西三河農業協同組合の集出荷場)では、毎月3日と18日の2回(開催のない月もあります)、季節の植木や盆栽などが出品され、威勢のいい競りが行われています。

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