杉浦家住宅書院


- よみ
- すぎうらけじゅうたくしょいん
- 種別
- 国・登録有形文化財
- 員数
- 1棟
- 時代
- 明治時代中期頃
- 所在
- 西尾市一色町一色
杉浦家は、18世紀前半から当地に居住し、海運業や新田開発、塩田経営、醸造業などを手掛け、西尾藩御用達商も務めた旧家。書院は木造平屋建、切妻造(きりづまづくり)・桟瓦葺(さんかわらぶき)で、ともに十畳の「上ノ間」と「次ノ間」を二室並べた建物で、明治時代中期の建造とみられる。上ノ間には間口一間半の大床(おおゆか)と違い棚(ちがいだな)、天袋(てんぶくろ)を備える床脇(とこわき)を配し、四周に内法長押(うちのりなげし)を廻らせる格調ある書院造の体裁を備えている。近代和風建築の好例である。
※個人宅のため非公開です。
このページに関するお問い合わせ
教育委員会事務局 文化財課
〒445-0847 西尾市亀沢町480番地
- 電話
-
- 文化財:0563-56-2459
- 市史編さん:0563-56-8711
- 庶務:0563-56-6660
- ファクス
- 0563-56-2787