木造阿弥陀如来坐像(所蔵:吉良町吉田 専長寺)
- よみ
- もくぞうあみだにょらいざぞう
- 指定・種別
- 国指定・彫刻
- 員数
- 1躯
- 法量
- 像高135cm
- 材質
- 木造 玉眼 漆箔
- 時代
- 鎌倉時代
- 所蔵
- 吉良町吉田 専長寺
鎌倉幕府3代将軍源実朝の菩提を弔うために夫人の本覚尼(ほんがくに)が京都に建立した遍照心院大通寺の本尊であった。寛喜3年(1231)に落慶供養会が行われた(『名月記』)。明治初年の廃仏毀釈で編照心院が維持困難になったため、浄土宗西山深草派の本山誓願寺に移され、明治17年に同派の専長寺に本尊として安置された。肩や膝の張りが力強く、衣文の深く写実的な表現など鎌倉時代の仏像の特徴を備えている。
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