徳雲寺本堂
- よみ
- とくうんじほんどう
- 種別
- 国・登録有形文化財
- 員数
- 1棟
- 時代
- 明治16年
- 所在
- 西尾市吉良町吉田伝蔵荒子19
徳雲寺は、布施行者で知られる尼僧(にそう)颯田本真(さったほんしん)の開いた浄土宗の寺院である。本堂は東面して建ち、奥行の深い寄棟造(よせむねづく)り[i]妻入りの堂で、大きな外陣(げじん)[ii]が特徴的である。仏堂的な装飾をほとんど用いない簡素な造りであり、念仏道場の趣を伝える。
寄棟造り[i] 4方向に傾斜する屋根面をもつ屋根のこと。
外陣[ii] 神社の本殿や寺院の本堂において一般の人々が礼拝するところ。
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