西尾市の文化財 東山北野遊楽図屏風
東山北野遊楽図屏風 ひがしやまきたのゆうらくずびょうぶ
指定・種別 | 県指定・絵画 |
員数 |
6曲1双 |
法量 | 各縦153.3cm 横363.0cm |
時代 | 江戸時代前期 |
所蔵 |
貝吹町 長圓寺(西尾市岩瀬文庫寄託) |
右隻は祇園社、左隻は北野社の参詣と遊楽の様子を描く京名所絵屏風。社殿や境内外の様子、参詣者の風俗が克明に描かれ、器物や調度まで精細に描かれた酒宴や、臨場感にあふれるかぶき者たちによる喧嘩の場景など、傑出した出来栄えを示す。制作は景観や描写の特徴から元和元年(1615)以降、寛永(1624~43)の半ばまでと推定される。京都所司代を務めた板倉重宗(いたくらしげむね)が菩堤寺である長圓寺に寄進した。 |

登録日: 2009年3月29日 /
更新日: 2009年3月31日