西尾市の文化財 雲版
雲版 うんばん
指定・種別 県指定・工芸
員数 1面
法量 縦49cm 横46cm
材質 鋳銅製
時代 南北朝時代 暦応2年(1339)
所蔵 吉良町荻原 海蔵寺
銘文に「勧進僧宗重 尾張国春日郡平田寺 暦応二年二月日」と刻まれている。暦応2年(1339)の紀年銘は雲版では県内最古である。全体に入念に作られており、装飾の少ないすっきりとした姿は古い特徴をとどめている。雲版とは主に禅寺で座禅、食事、法要等の合図のために打ち鳴らされたものである。

登録日: 2011年3月22日 /
更新日: 2011年3月22日