もしも火事になったら
もし、あなたの身近なところで火災を発見したら、適切な行動がとれるでしょうか?
- とにかく、まず大きな声を出して人を集めます。
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そして、119番通報を依頼する 。
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火災の経過、規模に応じた消火器具を選択し初期消火を試みる。
火災になってしまったり、火災を発見した場合は、消防署に119番通報すると共に、初期消火が大変重要です。いざという時のために、以下の代表的な消火設備器具の使用方法をマスターしておきましょう。
消火器
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水バケツ
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屋内消火栓
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屋内消火栓の種類と能力等
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消火栓にはその能力により1号消火栓と2号消火栓があります。
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1号消火栓は多量の水を一定の範囲の圧力で放水しますが、2号消火栓は1号消火栓に比較して放水量は少量に設定してあり、操作が非常に容易で、1人でも使用することができます。
1号消火栓の操作方法
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火元に近くて延焼危険がないと思われる消火栓を選定する。
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起動ボタンを押す(起動ボタンが扉内にあるものは、扉を開けてから)
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消火栓の扉を開ける(赤色表示灯の点滅か、始動表示灯の点灯を確認する。)
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筒先員は、ホースとノズルを取り出し、脇に抱える。ノズルを下にホースを上にしてしっかりと抱え、ホースが上から順次落下するように延長する。
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バルブ操作員は、ホースを腰部で確保して(よし)と合図する。
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ホースを延長し(放水始め)と合図する。
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バルブを開く(送水を確認した後、ホースの折れ等を直しながら筒先員の所へ行き補助をする。)
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筒先員は火元に向かって放水する。
2号消火栓の操作方法
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火元に近い消火栓を選定し、消火栓の扉を開ける。
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ノズルを外して取り出す。
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消火栓開閉弁を開く。
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ホースを延長する。
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ノズル開閉弁を開き、火元に向かって放水する。
初期消火は、成功すれば被害を最小限にくい止める事が出来ますが、危険が伴う行為です。決して無理をせず自己の安全を第一に考えて実施しましょう。

登録日: 2009年3月29日 /
更新日: 2009年3月29日