西尾市岩瀬文庫特別展 <茨木のり子没10周年>
 

 詩人

 茨木のり子と

 ふるさと西尾 

                  

        平成271212日(土)〜28年2月21日(日) 
     休館日  月曜日・1228日(月)〜1月4日(月)・12日(火)
     共 催  詩人 茨木のり子の会
     入場無料

 

「倚(よ)りかからず」「自分の感受性くらい」「わたしが一番きれいだったとき」などの詩で今なお多くのファンに愛される詩人茨木のり子の没10周年にあたり、特別展を開催します。

 茨木のり子(本名・三浦のり子/旧姓宮崎)は、大正15年(1926)に大阪で生まれ、6歳の時に医師である父の転勤によって愛知県幡豆郡西尾町(現西尾市)へ移り住みました。西尾尋常小学校5年生のときに日中戦争が勃発、県立西尾高等女学校では良妻賢母教育と軍国主義教育を一身に浴び、東京の帝国女子医学・薬学・理学専門学校(現東邦大学)に進学するも、戦況の悪化から空襲と飢えに翻弄され、学徒動員された軍需工場で敗戦の日を迎えました。
 戦後、あらゆる価値観が逆転するのを目の当たりにしたことでのり子自身も文学の道への転換を決意し、結婚後の24歳で詩作活動を開始すると、川崎洋
(ひろし)と同人詩誌「櫂(かい)」を創刊し、谷川俊太郎、岸田衿子、大岡信(まこと)らともに詩壇を牽引して「現代詩の長女」と称されました。
 凛とした自立の姿勢や社会に対する鋭い批評眼、それでいて優しさとユーモアにも溢れた詩は、多くの読者の心を捉え、詩集『倚りかからず』は詩集として異例のヒットを記録し、いくつかの作品は教科書にも掲載されています。また、「花の名」「お休みどころ」など、故郷西尾に関する詩も少なくありません。

本展では、こうした茨木のり子の詩の世界を改めてご紹介するとともに、少女時代を過ごした西尾での足跡や、父洪が宮崎医院を開業した吉良町吉田の人々との交流のようすについてもご覧いただきます。

西尾小学校3年生の頃 

■展示内容■

第1会場 1階ギャラリー  「茨木のり子の詩の世界」 

 代表作や西尾に関する詩など20篇をご紹介します。

    

第2会場 2階企画展示室  「のり子の少女時代と西尾」「現代詩の長女 茨木のり子」「のり子とふるさと吉田」

 西東京市東伏見の茨木のり子邸に遺された直筆ノートや日記、愛用品、著作などを中心に50点を展示します。

 <おもな展示品>

小学校5年生の日記

小学校2年生から4年生の「綴方帳」

処女詩集『対話』

ハガキ 吉良の岡田幸子宛

「櫂」1〜33号

スクラップブック「料理」

愛用の椅子(「倚りかからず」の椅子)

自筆ノート「ネクタイ帖」より「根府川の海」

Yの箱と『歳月』原稿

 

【関連行事】

展示解説  1219日(土)・116日(土) 

特別講座「くらしを支える詩人茨木のり子の言葉」 1月10日(日) 

  講師:石川雅春氏(愛知県公立学校教員) 

朗読会「茨木のり子の詩の世界」 1月24日(日)

朗読:幡豆ろうどく練習会

講演会「継承される意志〜茨木のり子 人と作品」 2月11日(祝) 

講師:後藤正治氏(ノンフィクション作家) 

※詳しくはこちらをご覧ください。

夫の安信と吉良の吉田海岸にて

 展示図録 1冊1000円 完売しました

 

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