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□■企画展示室■□

  

 

 

  企画展  

岩瀬文庫怪談尽くし

 

平成2416日(土)〜日(日)

 

 

 

怪談を集める。

  “怪談”とは、幽霊や化け物の登場する、恐ろしく不気味なお話のこと。豊かな書物文化、出版文化が花開いた江戸時代、日本各地の怪談を集めた怪談集は庶民から知識人まで、幅広い人気を得ていました。これらは、読んでヒヤッとするだけではなく、因果応報や勧善懲悪、過度の欲望や執着、心の迷いを戒めるといった宗教的道徳的教訓や、自然への畏敬、死者へ哀悼といった感情も込められています。

<出品資料>

諸国因果物語・曽呂里物語・伽婢子・新御伽婢子・犬張子・廻国一夜宿・怪談笈日記・怪談全書・浄土勧化扶桑怪談弁述鈔・<野史種百章>怪譚破几帳・煙霞綺談

諸国因果物語  逆さまの幽霊

曽呂里物語 京の塚に現れる幽霊

<野史種百章>怪譚破几帳 荒れ屋敷に現れた幽霊

怪談笈日記 見越し入道に出会った侍の体験談

怪談全書  死者が連れてきた美女は・・・

廻国一夜宿 お産で死んだ女が鳥となる姑獲鳥

 

怪談に出逢う。 

  江戸時代の知識人には筆まめな人が多く、身の回りの小さな事件や面白いうわさ話を随筆や日記という形で書き残してくれています。こうした本からは、江戸時代人が日常的に怪談をどのように聞き、どのように感じたかという生の反応をうかがい知ることができます。

<出品資料>

想山著聞奇集・文政街談・甲子夜話・積翠閑話・見聞随筆

想山著聞奇集 墓を暴く七足蛸

甲子夜話 高木候の屋敷の怪異

 

怪談を創る。楽しむ。

 創作(フィクション)の世界でも、物語をより悲劇的に、刺激的にするために怪奇表現は重要な要素でした。また、草双紙や読本といった大衆小説、歌舞伎や狂言などの舞台、浮世絵などに登場し、人気を得た幽霊や妖怪たちは、さらに新たな個性(パーソナリティー)を得て、メディアやジャンルの枠を超えて活躍しました。

<出品資料>

西鶴織留・雨月物語・死霊解脱物語聞書復讐安積沼・つぼすみれ・稲亭物怪図説・武陽観場画譜・狂歌百鬼夜興・古版双六・怪談奇発情・諏訪湖狐怪談・<信田小太郎小山判官>新板累物語・画図百鬼夜行・画図百鬼夜行・今昔百鬼拾遺・画図百器徒然袋・桃山人夜話

西鶴織留 引越しをくり返す夫婦を襲う怪異

桃山人夜話 物の怪図鑑

稲亭物怪図説 物の怪だらけの一ヶ月間

狂歌百鬼夜興 百物語になぞらえた狂歌の会

 

近代人と怪談

 明治以降、西洋から新しい学問や文明が入ってくると、怪談へも従来とは異なる視線が注がれるようになりました。しかし、怪談を怖れ、楽しむ日本人が消えてしまったわけではありません。新しい時代には新しい闇が生じ、そこでは常に新しい怪談が生まれ続けているのです。

<出品資料>

真怪・夜窓奇談・怪談物語・幽霊とおばけ・日本妖怪変化史・絵画に見えたる幽霊・山の人生

真怪 近代妖怪学の父・井上円了の自筆本

日本妖怪変化史 民俗学者の妖怪研究

怪談物語 小泉八雲『KWAIDAN』の日本語版

幽霊とおばけ 心理学者の幽霊研究

 展示図録 完売しました

□■展示解説■□
6月30日(土)・ 7月28日(土)  ※同じ内容です  
□■古文書講座■□

  「江戸時代の怪談を読んでみよう」 7月21日(土) ※要予約

□■その他■□
怪談ナイトin岩瀬文庫  8月19日(日) ※要予約
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