茶
お茶についてのお話 5 

茶飲み話あれこれ「他にも知りたいお茶の話」

 

2月6日は「抹茶の日」

西尾茶創業120年を記念して、平成4年に西尾市茶業振興協議会が制定しました。茶道の道具に、釜を掛けて湯を沸かす風炉というものがあります。現在の作法では夏季の5月から10月まで使用されていますが、元々の茶の湯の作法は風炉から起こったもので、今でも最高の形式でお点前をする場合には風炉が使用されます。このようなことから風炉・ふろ・に語呂をあわせ、2月6日を抹茶の日としました。

よいお茶の見分け方

玉露や煎茶は、見た目の状態は鮮やかな濃い緑色をし、艶のあるものがよいとされています。香りは、若葉と青海苔の香りにわずかな花香もあり、全体的に爽やかに感じられるものを選びます。店頭で試飲でき、自分の好みにあった味のものが選べればベストですが、店頭ではお茶の葉を多めに使用することがあり、また専門家として家庭よりおいしく入れることができるという点を理解しておきましょう。ちなみに専門家のチェック法は、形状(大きさ、締まり、よれ、均一性)や色沢(色相、明度、彩度、光沢)などの外観の他、お茶を入れた時の香気、茶湯の色相、明度(暗緑色、明緑色など)、彩度(色つきの度合い)、濁り、茶殻の状態など、また飲んだ時の味、香り、滋味など、外観や内質による様々な総合的品質から評価します。

お茶をおいしくいれるコツ(お湯は必ず沸騰させたものを)

煎茶のいれ方

お湯を一旦沸騰させしばらくおいたものを使い、上級なものほど低い温度でいれます。茶器を暖め、大さじ2杯位(3人分)の葉を入れた急須に70から80度位のお湯を注ぎ2分ほど待ち、回しつぎをします。最後の一滴まで注ぎ切り、二煎じめは湯温をやや高めにします。

焙じ茶、番茶、玄米茶のいれ方

高温熱湯を使用し、葉の量は大さじに多めの2から3杯位(5人分)を入れた急須に熱湯を注ぎ、一呼吸(10から15秒)おいて、素早く注ぎ分けます。最後の一滴まで注ぎ切り、二煎じめは湯を入れたら手早くつぎ分けます。

抹茶の点て方

用意するものは茶碗と茶筅だけで、急須も必要なく、粉にした葉を丸ごと飲んでしまうので茶殻の始末もいりません。まず、茶碗に少量のお湯を入れ茶碗を暖めます。茶杓に1杯半から2杯(約2g位、小さじ約1杯)の抹茶を茶碗に入れ、約60度のお湯を三口で飲み切る位(50cc)注ぎ、茶筅で「m」を書くように手早く混ぜ、最後に表面をゆっくり混ぜてきめ細かな泡を立てます。夏は冷水で点て冷たい抹茶も楽しめます。

抹茶の保存方法

抹茶は空気にふれると酸化し、香りも風味も損なわれてしまいます。保管は封をしたまま冷蔵庫へ。開封したときは気密性のよい容器にいれて冷蔵庫へ。そして飲むときはその1から2時間前に冷蔵庫から出し、常温に戻してから開封することがポイントです。賞味期間は製造年月日から2ヵ月間が目安です。

食べるお茶

数々の素晴らしい薬効があるお茶、湯(水)では溶けない成分もあり、飲むだけでなく食べるお茶も注目され、茶生産地や食品メーカーなどで新製品の開発が進んでいます。煎茶をふりかけにしたものが市販されていますが、家庭でもすり鉢ですり、ふりかけだけでなく、いろいろな料理にひと工夫してみては。また、粉末煎茶や佃煮、茶そば、和菓子、洋菓子などのほか、ガムや子供用のお菓子(虫歯を防ぐ)なども広く出回っています。

てん茶ふりかけ

西尾で生産された最高級のてん茶を使用した「てん茶ふりかけ」。玉露と同様に覆いをした茶園で育てられた茶葉を丹念に手摘みしたてん茶のふりかけです。召し上がり方は、熱々のご飯にふりかけ、ふたをして一分程蒸らしていただくとお茶の香ばしい香りが広がります。調味料は一切使用しておりませんので、お好みで塩分を加えてもおいしさが増します。ほかに焼きそばやおむすびなどにふりかけてもよく、また煎茶と同様に飲むこともできます。

生活の中でのお茶利用法

飲んだ後まで使えるお茶、昔から伝わる生活の知恵としてこんな利用法があります。

畳の掃除

茶殻を畳の上にまき、ほうきで掃くと畳の目に入り込んだほこりまできれいに取れます。

臭い消し

茶殻に湯を注ぎ、その湯を肉や魚を調理したまな板にかけると臭いが取れます。また、生ゴミの回りによく乾燥させた茶殻を置くと脱臭効果があります。

お茶枕

日に干し、カラカラになった茶殻を集めてつくる枕。ほのかなお茶の香りがさわやかで、寝心地のいい枕です。

水虫、赤ちゃんのおむつかぶれ

変色してしまった抹茶でも患部に塗ると、サラサラになり効果的です。