西尾市の食育について
西尾市では平成21年3月に「西尾市食育推進計画」を策定しました。
この計画を指針に、市民の皆さんが家庭や地域、学校、職場などあらゆる場面で自ら率先して取り組んでいただけるよう、西尾の食育を推進していきます。
「食育」とはなんだろう?
食育基本法では「生きる上での基本であって、知育、徳育及び体育の基礎」と位置付けてています。具体的には、国民1人1人が様々な経験から食に関する知識や食の大切さを学び、身体によい食べ物を選ぶ目を育て、健全な食習慣と豊かな心を身につけることです。子どもから高齢者まで、あらゆる世代で実践することが必要であるとされています。
西尾市の食育推進の取り組み(西尾市食育推進会議)
西尾市では「西尾市食育推進会議」を中核として、食育に関係する様々な事業を進めていきます。この会議は、有識者、保健関係者、学校関係者、幼稚園・保育園関係者、農業関係者、食品業者、公募委員から構成される会議で、食育の推進に対する審議や評価を行う中核的な組織です。
西尾市食育推進会議 上原 正子 会長 から
西尾市には、早くから食育を実践している寺津小学校・寺津中学校があります。その内容は全国に発信されており、多くの教育関係者がその指導法、実績、成果等を認めています。私は10年程前、研究1年目の寺津小学校を訪問したことがありますが、地域の教育力が子どもを支え、そしてまた、子どもたちが学習したことを地域に返していく実践に、その後の食育推進の方向性を見た思いがしたことを強く覚えています。
食育の目標は、地域らしさを前面に打ち出した「ひとづくり」「まちづくり」にあるといわれています。西尾市の食育推進計画を策定するにあたっては「次代につなぐ、笑顔かがやくまちづくり」を目標としました。「『食事をすることが楽しい』『今の暮らしが幸せ』と思う人が食育を通じて増えるといいね!」「20代の女性、30代の男性にもっと関心を持ってほしいね」「地元の食の情報がほしいね」等、教育、保健・医療・福祉、農業、文化、環境等の幅広い分野の検討委員から、様々な意見をいただきました。「食は基本的には個人の事。個人の価値観を変えることは難しい。」と話していた委員が「地域が変わり、家庭が変われば、個人も変わるかもしれない。」と発言された言葉はとても印象的でした。
西尾市はてん茶の産地として「おもてなしの心」を大切にしています。コミュニケーションを大切にし、思いやりのある西尾の食育の定着に向け、「しっかり食べよう」「楽しく食べよう」「やさしく食べよう」を基本とした、西尾でなくてはできない食育の取り組みを進めていくことができたらと考えています。
オタワ憲章(1986年 WHO)では「健康は生きるための目的ではなく、毎日の生活の資源である」としています。心豊かな暮らしのために、1人1人が食を大切にする心を中心に据え、少しだけ自分の食を変えてみることから始めてみてはいかがでしょうか。
【上原正子(うえはらまさこ) 愛知みずほ大学短期大学部準教授 西尾市食育推進会議会長】
食育の推進体制
西尾市食育推進会議の他、以下の会議、委員会を設置し、それぞれ連携を図りながら西尾市の食育を進めていきます。
- 食育庁内連絡会議
食育の取組みのある9課で構成される会議で、西尾市の食育推進事業を円滑に進めるための情報共有・情報交換を行います。 - 西尾版食育プログラム検討委員会
計画のメインプロジェクトの1つである「西尾版食育プログラム」を作成してゆく委員会です。保健関係者、学校関係者、農林水産業関係者で構成され、様々な意見に基づき、プログラムを作成・普及してゆきます。 - 「楽しく食事をしよう!」運動実行委員会
計画のメインプロジェクトの1つである「楽しく食事をしよう!」運動の内容を具体的に検討する委員会です。商工業関係者、保育園・幼稚園関係者、農林水産業関係者で構成され、様々なイベントなどを通じて食育を推進していきます。
平成22年度の各課の食育関係の事業計画の詳細は以下のとおりです。
平成22年度各課の食育関係事業計画 [23KB pdfファイル]



