久麻久神社本殿写真久麻久神社(くまくじんじゃ)は、この地の中世の地名「吉良庄(きらのしょう)」の由来となった雲母(うんも・きらら)の産地である八ツ面山(やつおもてやま)の中腹にある古社です。創建は大宝年間(701~4)と伝えられ、延長5年(927)『延喜式』神名帳にもその名が記されています。古くは祭神が牛頭天王(素盞鳴尊)であったことから「大宝天王社」、地名から「荒川大宝天王」とも呼ばれ、八ツ面城主・荒川氏の信仰が厚かったといいます。

本殿は一重入母屋造、三間向拝付の大永7年(1527)に造立されたもので、国の重要文化財に指定されています。桧皮葺の屋根、蟇股や手挟などの軒周りの彫刻が美しい社です。

また、平安時代の牛頭天王神像(県文)や室町時代の陶製狛犬(県文)などの文化財も所蔵しています(非公開)。

牛頭天王像   狛犬写真

(左)牛頭天王神像   (右)陶製狛犬

 


所在   西尾市八ツ面町麓

交通   西尾駅から名鉄東部交通バス「八ツ面西」下車徒歩7分

      またはタクシー10分  地図