勅謚円光禅師可菴和尚像 ちょくしえんこうぜんじかあんおしょうぞう

可菴和尚像写真

指定・種別 市指定・彫刻
員 数 1躯
法 量 像高(全高)123.0cm
材 質 木造(寄木造) 彩色 玉眼
時 代 南北朝時代
所 蔵 巨海町 願成寺
 

願成寺の事実上の開山であり、応永23年(1416)に円光禅師の勅謚を賜った可菴円慧(1269~1343)の頂相(ちんぞう)彫刻。後頭部が大きく張り、面長で枯燥の厳しさを漂わせた表情、なで肩で細身の体躯などの風貌の特徴をよく表し、像主が生存中か没後間もなくの制作と思われる。近年の愛知県史編纂室の調査によって、頭部内から、文明年中の戦乱で寺が焼けて荒廃したため、明応乙卯(1495)11月に修復を行なった旨の墨書が発見された。また体幹部が前後左右四材矧に像心束および前後束を形成する構造から、院派およびその周辺仏師の作であることが想像される。


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