仏涅槃図  ぶつねはんず

康全寺涅槃図写真

指定・種別 市指定・絵画
員 数 1幅
法 量 縦151.0cm 横127.0cm
材 質 絹本濃彩

時 代

南北朝時代
所 蔵 満全町 康全寺
 

拘尸那(くしながら)城の跋提河(ばっだいが)のほとり、沙羅双樹の下で入滅した釈尊を描く涅槃図。右手を顔前に置いて横たわる釈尊の姿、周囲を取り巻く会衆や動物の描写などは、南宋画である京都・長福寺本を代表とする涅槃図群の系統に属する。一方で宝床手前に錫杖を持つ地蔵や、失神する阿難に水をかける阿那律など、日本の涅槃図の一般的なモティーフも混入している。長福寺本系涅槃図は臨済宗東福寺派寺院との関係が指摘されているが、康全寺は中世に東福寺と関わりの強かった西条吉良氏および実相寺と深いつながりがあり、この点でも興味深い。


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